富士を背に 機上の人となる友と
次の逢瀬は有るや無しやと
~富士山静岡空港展望ロビーにて~
友、遠方より来る、また楽しからずや。
でも、この友は幼なじみでもなく、青春時代を共に過ごした学友でもなく、会社の元同僚でもなく、
ただ、数年前、東京のある地下鉄駅を上った所の案内板の前で道を尋ねられた。
ただそれだけのご縁の始まりであった。
偶然、同じ会館を探していた。それじゃあご一緒しましょうという出会いから、帰りに一献傾けメールアドレスの交換をして別れた。
そして、なんと翌年、偶然二人はおんなじ日に上京することがわかり、東京で一年ぶりの再会を祝して乾杯した。今度はそれぞれ別の用事でしたので余計にびっくり。
更にその翌年、また二人はおんなじ日に上京することがわかり、三度目の再会を。しかも美人の新しい奥様を連れて。
彼は北海道の登別市の整体師の先生で、彼も自分も一年に数回しか上京しないのに、三年続けて同じ日に上京するなんて。有り・・・?
北海道と静岡で不思議な糸で結ばれているのだろうか?
妻に「あんたたち前世で夫婦だったのでは」と冷やかされて。
ひとつ言えることは、最初に出会うきっかけが、二人とも”日本波動学会”の講演会の会場を探していたこと。だから、同じ波動を持っていたということ?かな。
人の縁は目に見えない波動で導かれているのだろう。
今回は浜松に研修に来た帰りに焼津に一泊し、久しぶりに盃を交わし、富士山静岡空港より新千歳空港に向け飛び立って行った。
富士山静岡空港富士山静岡空港富士山静岡空港富士山静岡空港初秋を感じさせる青く済んだ空の下、くっきりと聳えた富士山を横切るように・・・。