新○○がうまい!



今は新○○がほんとに旨い季節だ。
野菜好きの小生にはこたえられない旬の味。

特に、新じゃが・新たま・新ごぼ入りの味噌汁はひと椀いただく毎に一歳ずつ寿命が延びるようです。 感謝・感謝。
そんな新じゃが掘りのお手伝いに行ってきました。
そこで眼にしたものは、捨てられたじゃがいも・じゃが芋・ジャガイモ。

農家の方のお話ですと、少しでも傷付いたり、色の悪いものが混入していると、市場でドーンと値が下がってしまう。だから、キッチリ選別して破棄しないと高く売れないし、自分の名前に傷がつくとのことでした。

有機無農薬で安全に栽培された芋でも傷があると捨てられ、化学肥料や残留農薬入りでも、見た目きれいになっていれば高く売れる。

これは、農家の方が悪いんじゃなく、そういった基準で農産物が流通する。又、消費者がそれが当たり前と思ってしまう現状をもっと多くの人に知ってほしいですね。大量の農産物や畜産物が市場の論理で廃棄されている映像を時折眼にする。

市場を通さなくても、選別をそこまでしなくても、一般にB級品といわれるものでも堂々と売ってくれるお店があれば良いのにと思うのは小生だけだろうか。

「食」の確保と安全を考えるとき、今農家の現場でどんなことが起こっているのか。何で後継者が育たないのか。
ほんとにこれで日本人の「食」の供給がまかなえるのか。

これからどんなことができるのか・・・
  

Posted by ほのぼのみやさん. at 2009年05月21日20:16