初めての伊勢詣でに参る。



結婚30年を記念して、伊勢神宮に“お礼参り”がしたいとかねがね思っていて
ようやく実現できた。
五十鈴川にもみじの紅葉が映えて、更に新しい橋が完成し、そのやわらかな感触が足裏に心地良く伝わってくる。
大勢の老若男女が内宮への参拝道を進み、それぞれの心の内を神様に繋いでいた。

江戸時代には江戸を始め、全国から伊勢講として多くの庶民がツアーを組んで歩いてお伊勢さんまで詣でたという。
信仰として、又、レジャーとして江戸時代のディズニーランドにでも行くようなものとして・・・?。

何日位かかったのだろうか。
今、アラブとか、チベットとかそのメッカを目指して巡礼の旅をする人たちがテレビに映るが、きっと、江戸時代のそれと同じであったのではと思われる。
日本人よりは信仰としての旅であることは間違いないであろう。

何かを信じ、その何かと一体になれることが人間の生きる原点になるのだろう。
時代を超え、宗教を問わず云えることだろう。

今の日本人にとってそれって何だろう。
現代の不安な日本人が今一番求めているのはこころのより処。

果たして現代の伊勢参りにどれ程の信仰心があるのだろう。

神々の神話に科学的根拠が無いにしろ、伊勢神宮と富士山が日本人のこころのより処であり続けてきたことは歴史的事実。
戦後、アメリカの文化に席巻されてしまった日本文化、そして日本人の魂を取り戻すひとつの運動として「伊勢参り」を位置づけられないものだろうか。

清らかな空気、澄んだ川、大きく聳えた古木の息遣い、ゆったりとした時間の流れの中で、改めて、日本に生まれ日本人であることに感謝。そして感謝です。
  

Posted by ほのぼのみやさん. at 2009年11月22日11:45