繋がる生命と滅びるいのち

繋がる生命と滅びるいのち

繋がる生命と滅びるいのちお国から介護保険証もいただいて、これからは「ほのぼの宮さん」改め、「のんびり宮さん」で生きようと思い立った途端、
なんと、この10月より娘家族と同居することに相成りまして、じじ・ばば二人から、2才の女の子、1才の男の子の孫、猫ちゃん二匹で、なんと八人家族(厳密には六人と二匹)になり、「のんびり宮さん」はしばらく延期になってしまいました。

可愛らしいくりくり眼の瞳の奥から見つめられると、もう全てを許してしまう爺ちゃんなのであります。
結婚当初から、妻の言葉から子供は望めない、ましてや孫のいる生活など想像もしなかったことが・・・
いろいろあった結婚34年、神様からのご褒美のようであり、何かお返しをしなくてはと思う今日この頃であります。

そんな中
とうとう前の川の桜並木が伐採されてしまいました。
津波などの天災ならともかく、区画整理という名の“人災”で殺されてしまった桜の精たち。

宮さんがこの孫たちと同じ年頃のころより、ずっと慣れ親しんできた前の川と桜並木が住宅地に変貌するために跡形もなくなる。
すでに空地ばかりのこのエリアに、これ以上住宅地ばかり作って何の意義があるのだろう・・・。

ふんどし姿で泳いだり鮒を釣ったり、とくに初冬の夕暮れの冬木立のシルエットが好きだった前の川・・・。
橋の下に巣があったあの鯰の家族はどうなったんだろう。

来春は毎日孫たちと花見ができることを楽しみにしてたのに。
ブランコの揺れる四角な公園より、四季折々に彩る自然な並木をこの子達に残してあげたかった。

いつまでも人も自然も、生命あるもの総てが健やかでありますように。



上は最後になった桜花、下は最後になった桜の切株


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Posted by ほのぼのみやさん. at 2013年11月26日21:30

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